古い鴨居を残して、壁は漆喰仕上げと杉板張り古い材料と新しい材料の調和です。
リビングの欄間は竪格子として、軽やかな印象にしました。
玄関からの「にじり口」は、お施主様の遊び心から、このような仕上がりになりました。
以前は子供部屋だったのですが、控えの間として一番日当たりの、良い場所になりました。
2階の天井高さが取れないので、勾配天井として少しでも高く取るように工夫です。
お勝手口からストックヤード、キッチンまでのスムースな導線で使い安さを重視しました。
今時のユニットバスですが、冬は温かく明るい浴室空間となりました。
一部仕上げ材にエコカラットを仕様、調湿効果UPです。
お施主様のお母様が生けた、花が映えて、すてきな玄関を演出。
上框を再使用して古材の柱と合わせて、雰囲気のある玄関です。
玄関廻りは落ち着いた雰囲気で、納まりました。
外観はさほど変化はありませんが、玄関周りの納まりと軒天井の板貼りで、全体的に落ち着いた感じとなりました。